Skilled welding technology職人の技術力と最新機械で行う溶接加工
~高難度の素材から高精度な加工まで、
技術力を磨き挑戦し続けます~
武蔵工業では、溶接に関する資格を保有する職人が在籍しており、官庁関係の仕事にも携わった経験があります。また、ファイバーレーザー溶接機などをはじめとする最新の設備を導入しており、職人の技術とテクノロジーを駆使し、アルミ、ステンレス、鉄なお困りごとがありましたらどの素材、板厚から生じる品質に関するお悩みから、納期についての悩みなど様々な要望にお応えしております。
お困りごとがありましたら、ぜひご相談ください。
職人集団~武蔵工業の溶接加工~
溶接資格を多数保有
高難度の溶接にも対応可能な技術力
溶接における、歪み・強度確保、狭い幅への溶接など、高難度な溶接にも対応可能です。理由として、職人の経験と溶接技術力の高さを誇っております。
社内には、アルミニウム溶接資格、基本級 、専門級 を保有している職人が在籍しております。それにより、裏付けされた技術力で、さまざまな溶接加工にも対応が可能です。
アルミニウム溶接資格
アルミニウム溶接適格証明 | 基本級 | TN-1F |
---|---|---|
TN-2F | ||
專門級 | TN-1V | |
TN-2V |
最新設備機器による期待を超える仕上がり
武蔵工業の高品質な溶接を支えているのは、1971年(昭和46)の歴史に裏付けされたベテランの職人による技術はもちろんですが、忘れてはいけないのが、最新設備による人の手ではできないテクノロジーによる高精度の溶接になります。2018年より「ファイバーレーザ溶接システム」を導入しており、最新の機械を組み合わせることで、難易度の高い素材においても歪を幾何公差内で納め、他社ではできなかった精度の製品を製造することが可能です。
高難度な溶接もキレイに仕上げます
- 研磨前
- 研磨後
~武蔵工業が対応する溶接素材~
アルミ・鉄・ステンレス・チタン・銅・真鍮・イルコネル
Welding case
高難度な素材、品質要望にも対応
~溶接事例~
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- 素材アルミ(A5052)
- 板厚1.5t
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- 素材アルミ(A5052)
- 板厚1.5t
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- 素材ステンレス(SUS 304)
- 板厚1.5t
Welding technology
様々な素材、仕上がりの要望に対応する
武蔵工業の溶接技術
職人の技術により、溶接において必要とされる溶接技術をすべて提供することが可能です。さらに、最新の設備機器を組み合わせることで美観・歪み・強度、あらゆるお悩みに対してお応えしていきます。難易度の高い要望にも挑戦し続ける武蔵工業の溶接加工の一部についてご紹介いたします。
アーク溶接(TIG溶接 / アルゴン溶接)
アーク溶接とは、電流が空気中で放電現象を起こすアーク放電の力を利用して金属同士に圧力をかけてつなぎ合わせる溶接方法です。
いくつかある溶接技術のなかで最も一般的な技法で、自動車や建造物、金属の生活用品など様々な製品で活用されています。
溶接棒にプラスの電圧、母材にマイナスの電圧をかけて母材から溶解棒へアーク放電を発生させると、5000~2万度という高温度の熱が生じるので、その熱で金属の接合部分を溶かして接合するという仕組みです。
アーク溶接にもさまざまな方式がありますが、溶接時に溶接棒が溶ける消耗電極式と、溶接棒が溶けない非消耗電極式の大きく2種類に分類することができます。
レーザー溶接(ファイバーレーザー溶接)
レーザー溶接とは、光を熱源とする溶接方法の一つです。電気現象を利用するアーク溶接とは異なり、高熱のレーザーによって溶解して接合する技術です。主に、情報通信機器や材料加工・医療・美容などの産業分野で広く活用されています。
レーザー溶接には、気体レーザー、固体レーザー、液体レーザーなど様々な種類があります。なかでもファイバーレーザーは、光ファイバーを増幅媒体とする固体レーザーの一種で、他のレーザー溶接に比べて高精度で高密度な加工を可能にします。
ファイバーレーザー溶接は、波長が短くビーム集光径を絞れるので局部加熱が可能となり、溶接時の熱による変形やひずみ・溶接焼けが出にくい特徴があります。
融点の異なる異種金属同士の溶接や溶接加工が難しい材料の溶接など、様々な金属素材の溶接に対応することができます。
MIG溶接(CO2溶接 / 半自動溶接)
MIG溶接とは、不活性ガスを使った半自動の溶接方法の一つで、綺麗な仕上がりと溶接スピードの早さが特徴です。
また、CO2溶接は、板厚が厚い構造物、架台、農機具などの製品に最適な技術で、強度が求められる製品に適しています。
溶接を行う際には自動で溶接棒が供給されるため、溶接速度を一定に保つことができるうえ溶接箇所が大きくてもしっかりと溶接することができます。そして溶接速度が速く作業効率も高いので、量産品にも対応が可能です。
ただし、スパッタと呼ばれる細かい金属粒子が発生するため、仕上がりの美しさが損なわれることがあるので注意が必要です。
横浜の武蔵工業では、熟練の職人が板厚やサイズ、形状や求める強度、素材の特性などを見極めて適切な溶接技法を選択し、高精度で高品質な製品づくりを支えます。難易度の高い素材の溶接やご要望もぜひご相談ください。
Quality control system
安心の溶接品質管理体制
~三次元測定器で美観・歪みの悩みにも対応~
溶接において一番多くご相談いただく悩みとしては、美観・幾何公差内で収まらないなどの歪みについての課題をお持ちの企業様が多くいらっしゃいます。武蔵工業では、高い溶接の技術力でお悩みにお応えする一方で、ご要望に応えられている製品をお届けできるよう品質の管理体制にも力を入れております。社内で研修を行った社員の手により一つ一つ丁寧に測定、検品を行います。さらに、三次元測定機を導入しており、測定器による測定が必要な依頼にも対応しております。
武蔵工業では、官庁関係からの依頼も対応した経験があり、MIL規格を満たした製品を納品するため検査シートや製品分析表の提出にも対応いたします。他社で、対応できない場合などでもぜひ、ご相談ください。
3次元測定機 XM-T1200
3次元測定機 VL500